IT未経験から社内SEへの実際に転職してみて、必要と感じたことを書いていきます。
調整の経験
社内SEはユーザーとベンダーや経営層の間に入って、仕様調整や予算調整など多くの調整を行います。
ユーザーの要望を仕様に落とし込んで同意を得たり、限られた予算事情を説明して納得させたり、内容は多岐にわたります。
周囲を巻き込んで業務を進めた経験があれば活かすことできます。
私の場合、購買として依頼元と取引先の板挟みで日々納期やコストの調整を行っていたので、強みとすることができました。
ITの知識
必須ではありませんが、基礎的な知識を持っていれば意欲やポテンシャルをアピールすることはできます。
私は学生時代に情報システム系の学科で学んだ経験があり、社会人時代に基本情報技術者を取得していました。業務に直接役立つことはあまりありませんが、ITに関する基礎的な知識は持っており、新しい知識も主体的に学んで身に付ける能力があると判断してもらえたようです。
企業の教育体制
未経験者を受け入れたら当然教育が必要になります。そのため、社内SEの教育に注力しており、中途入社者も安心して働ける体制が整った企業を選ぶことが重要になります。
逆に言えば、教育体制が整っていない企業を選んでも未経験者が入るチャンスはほぼありません。
企業研究や求人情報のチェックである程度は把握しておいて、面接でのやり取りから見極めましょう。